首こり・肩こりと整体
セルフチェック
心当たりがある方、要注意!!
- 頬杖をつい着いてしまう
- 猫背と指摘された事がある
- 長時間同じ姿勢を続ける事が多い
- PC作業などで前傾姿勢が多い
- 足を組んで座る事がある
- 身体は固いほうだ
- 呼吸が浅いと思う
- 運動したいが分からない

前かがみの姿勢が続くと肩こりがツラくなるの…

首こり・肩こりはどうしてなるの?

首こり・肩こりは「姿勢」の原因が多いよ
首こり・肩こりが起きる原因
オフィスワーカー、家事、育児、勉強などなど。国民病とも言える「首こり・肩こり」が起きる原因はいくつかありますが、「姿勢不良」によるものが圧倒的です。

頭の重さは体重の約1/10と言われています。体重60㎏の方なら6㎏のおもりが首・肩に乗っています。
PC作業やスマホ操作で知らず知らずのうちに前傾姿勢になります。長時間で同じ姿勢が続くため、首から肩にかけて筋肉が常に緊張してしまい「首こり・肩こり」が起こります。
姿勢が大切です
ここで実験です。
2リットルのペットボトルを片手でもちます。肘を曲げて前腕を垂直にします。ここからゆっくり肘を伸ばします。
するとだんだん重さが増して筋肉がプルプルと震えてきます。これが首・肩で同じことが起こっています。

「正しい軸」の場合は、必要最低限の筋肉で頭を支えられますので、疲労もしにくいです。
一方「疲労する軸」はスマホ、デスクワークなどで頭の位置が前傾すると、首・肩まわりの筋肉で頭を支えます。
さらに長時間同じ姿勢を続けると筋肉の過度に緊張します。このようなことを日常的に続けると「首・肩こり」になりやすいです。

辛くなってきませんか?
なぜ病院では改善しなかった?

なるべく薬に頼りたくないな…湿布で皮膚がかぶれやすいし…

電気治療のピリピリした感じがどうしても怖くて苦手です…
病院ではまずレントゲン撮影をして骨の異常があるかを検査します。異常がなければ湿布と痛み止めで様子を見ます。
場合によっては、筋肉を緩める内服薬を処方されます。整骨院などは電気治療や温熱療法が多いです。
いづれも根本的な解決は難しいことが多いです。上記で姿勢の重要性を説明しましたが、根本的には姿勢を正すことが治療になります。

病院ではお薬・湿布の処方が多いよ
当院ができること
首こり・肩こりと整体
首こり・肩こりに関係している代表的な筋肉に「僧帽筋」「肩甲挙筋」「大・小菱形筋」があります。

これらは、重たい頭を支えるために互いの筋肉でバランスを取っています。しかし、前傾姿勢を続けることで過剰に働き「血流不足」になります。
そのため「痛みの物質」「疲労物質」が残り、首こり・肩こりになってしまいます。筋肉の緊張が高い場合があるので、ストレッチやリハビリ運動で緊張を緩め、整体やマッサージでやさしく解していきます。
ピラティスのアプローチ
まずは姿勢を見直しましょう
- 頭頂は天井に向かって「伸びる」イメージ
- 肩甲骨を下制(かせい)、僧帽筋下部や前鋸筋を使う意識する
- お腹は軽く引き込み、体幹を安定させる
ピラティスのムーブメント
- Nod A Head(ノッド・ア・ヘッド)
- Feel Good Arm Circles(フィール・グッド・アーム・サークルズ)
ピラティスのメリット
- 体幹の安定と強化ができる
- 疲れにくい体になる
- パフォーマンスの向上
- 集中力のアップ
- 腰椎椎間板の負担を軽減できる
- 心肺系、循環器系の機能強化
- 内臓、神経、脳など全身の活性化
- 転倒やケガのリスクを軽減
- 骨盤底筋群の強化(女性は特に重要)
ピラティスの注意事項
持病がある方、またはそれに近い方は注意が必要です。下記は注意の必要な代表的な疾患と禁忌事項です。
※必ず掛かりつけ医にご相談してください。
脊柱管狭窄症
- 脊柱の伸展
高血圧
- 努責(呼吸を止めて力むこと)
- 収縮期血圧が180mmHG以上の場合は特に注意を要し、200mmHG以上の場合は控える
緑内障
- 頭部の下垂による眼圧の亢進
- 努責
逆流性食道炎
- 頭部が下、腹部が上になるような姿勢
骨粗鬆(しょう)症
- 脊柱の過度な屈曲(Cカーブ)
通院の目安

どれくらいのペースで通えばいいのかな?

「週1回のペース」が通院の目安です!
「悪い姿勢」から「正しい姿勢」を覚えるのに3か月はかかると言われています。今ままで覚えてしまった習慣を正し【脳に勉強してもらいます】。
年齢、職業歴、習慣など「掛けてきた時間が長いほど」姿勢を正すには多くの時間が掛かります。

通院ペースは症状が落ち着くまでは週1回を7~8回目安に通院しましょう。その後10日に1回で大体の方は症状が改善されます。
さらにメンテナンスで月に1回のペースで通っていただくと再発予防になるので、おすすめします。

