背中の痛みと整体
セルフチェック
心当たりがある方、要注意!!
- 首・肩こりがある
- 長時間同じ姿勢を続ける事が多い
- 猫背と指摘された事がある
- PC作業などで前傾姿勢が多い
- 身体は固いほうだ
- 呼吸が浅いと思う
- 運動したいが分からない
背中が痛む原因

デスクワークしていると背中が痛くなるよ…

背中がパンパンに張ってくるのがわかる…

背中の痛みは肩甲骨を動かさないと出やすいよ!
事務作業、PC作業、スマホ、勉強などを長時間同じ姿勢を続けると背中(肩甲帯)の筋肉が凝って痛みを起こします。さらに、PC作業やデスクワークなどでは呼吸が浅くなるため、血流が悪くなります。痛みの物質が筋肉内の血流に停滞して痛みが出ます。いわゆる「背部痛」を引き起こします。
一般的に、首肩~肩甲骨の内側あたりの痛みですが、背骨に沿って腰の近くまで痛みが広がる場合もあります。
筋肉は動かさないと「この身体にこれ以上の筋肉は必要ない」と判断し、筋量は落ちていきます。同じ姿勢で使う筋肉もいつも一緒、筋力・筋量が最低限保たれればエネルギー代謝を節約するために筋肉は瘦せ細ってしまうのです。
痩せた筋肉で重たい頭を支えるにはとても負担が多きくなり、結果的に痛みに繋がりやすくなります。

なぜ他では改善しなかった?
整骨院・接骨院で保険治療の場合、代表的な治療は数分間のマッサージと患部を温める・電気で終了です。軽度な症状なら軽快することも十分あります。
しかし、慢性化した背部痛は習慣化した「動かす意識」と「姿勢の意識」を変える必要があります。

当院でできること
背中の痛みを引き起こす筋肉
PC作業やスマホなどで同じ姿勢を続けると首こり・肩こりの原因筋でもある「僧帽筋」「大・小菱形筋」「肩甲挙筋」、背部の下部の「前鋸筋」、腕の後面の「上腕三頭筋」などの背中の筋肉の負担が増えます。さらに、「大胸筋」「三角筋」などの胸部(前方部)の筋肉も固くなりやすく、前に引っ張られて猫背姿勢・巻き肩を助長してしまいます。



背中の痛みと整体
肩甲帯の筋肉、僧帽筋、前鋸筋などの筋肉をマッサージしてコリがある部分を丁寧にほぐします。さらに肩甲骨の可動をアップさせる「肩甲骨はがし」なども行います。大胸筋、上腕三頭筋などのストレッチで固くなった筋肉の滑走を改善します。
背中の痛みとピラティス
まずは姿勢を見直しましょう
- 頭頂は天井に向かって「伸びる」イメージ
- 肩甲骨を下制(かせい)、僧帽筋下部を使う意識する
- お腹は軽く引き込み、体幹を安定させる
ピラティスで行うムーブメント
- Nod A Head(ノッド・ア・ヘッド)
- Feel Good Arm Circles(フィール・グッド・アーム・サークルズ)
- Thread the Needle(スレッド・ザ・ニードルサイド)
- Swinmming(スイミング)
ピラティスのメリット
- 体幹の安定と強化ができる
- 疲れにくい体になる
- パフォーマンスの向上
- 集中力のアップ
- 腰椎椎間板の負担を軽減できる
- 心肺系、循環器系の機能強化
- 内臓、神経、脳など全身の活性化
- 転倒やケガのリスクを軽減
- 骨盤底筋群の強化(女性は特に重要)
ピラティスの注意事項
持病がある方、またはそれに近い方は注意が必要です。下記は注意の必要な代表的な疾患と禁忌事項です。
※必ず掛かりつけ医にご相談してください。
脊柱管狭窄症
- 脊柱の伸展
高血圧
- 努責(呼吸を止めて力むこと)
- 収縮期血圧が180mmHG以上の場合は特に注意を要し、200mmHG以上の場合は控える
緑内障
- 頭部の下垂による眼圧の亢進
- 努責
逆流性食道炎
- 頭部が下、腹部が上になるような姿勢
骨粗鬆(しょう)症
- 脊柱の過度な屈曲(Cカーブ)
通院の目安

どれくらいのペースで通えばいいのかな?

「週1回のペース」が通院の目安です!
「悪い姿勢」から「正しい姿勢」を覚えるのに3か月はかかると言われています。今ままで覚えてしまった習慣を正し【脳に勉強してもらいます】。
年齢、職業歴、習慣など「掛けてきた時間が長いほど」姿勢を正すには多くの時間が掛かります。

通院ペースは症状が落ち着くまでは週1回を7~8回目安に通院しましょう。その後10日に1回で大体の方は症状が改善されます。
さらにメンテナンスで月に1回のペースで通っていただくと再発予防になるので、おすすめします。

